軽トラック(軽トラ)を洗車機にかけても問題ないのかどうか、以下のポイントで詳しく解説します。
目次
軽トラを洗車機にかける際の基本的な注意点
結論として、軽トラックを洗車機にかけることは可能ですが、いくつかの注意点があります。
軽トラは一般的な乗用車とは異なる構造をしているため、洗車機によっては適さない場合があります。
洗車機の対応サイズを確認
- 洗車機の対応車両サイズ(車幅・車高)を確認することが重要です。
- 軽トラの幅は約1.5m程度ですが、ドアミラーを含めるとそれ以上になる場合があります。
- 一部の洗車機は軽トラの車幅・車高に対応していないことがあるので、事前に確認しましょう。
荷台の状態をチェック
- 荷台がオープンの状態だと、水や洗剤が入り込んでしまうため注意が必要です。
- シート(幌)をかけている場合は、強い水圧で剥がれる可能性があるため、しっかり固定するか手洗いを選ぶのが無難です。
ミラーやアンテナに注意
- 軽トラのドアミラーは大きめのものが多いため、洗車機のブラシに引っかかる可能性があります。
- ラジオアンテナが伸びたままの状態だと破損することがあるため、折りたためる場合は畳んでおくのが安全です。
オプション装備のチェック
- 軽トラにキャリアやルーフボックス、社外品のパーツ(バイザー、外付けミラーなど)がついている場合、それらが洗車機のブラシやローラーに引っかかる可能性があります。
洗車モードの選択
- 洗車機によっては、オープンカーや外装の特殊な車両向けの「水圧控えめモード」「ブラシなしモード」がある場合があります。
- 軽トラの形状に適したモードを選択することで、安全に洗車できます。
軽トラを洗車機にかける際のメリットとデメリット
メリット
- 手軽に洗車できる
- 手洗いより短時間で済み、労力もかからない。
- 洗剤や水を均一に使用できる
- ムラなく洗浄できるので、汚れが均一に落ちやすい。
- 泡洗車やワックスコーティングのオプションが使える
- ワックス洗車や撥水コートを利用すれば、手洗いでは難しい仕上げができる。
デメリット
- 荷台に水が入りやすい
- 荷台に直接水が入り込んでしまうため、荷物があるときは避けた方がよい。
- ブラシ洗車による傷のリスク
- 軽トラは作業車として使われることが多いため、砂や泥が付着していることが多い。
- そのまま洗車機に入れると、ブラシに汚れが絡まり、ボディに細かい傷が入るリスクがある。
- 洗車機の水圧が強すぎる可能性
- 軽トラのドアやゴムパーツは乗用車より簡素な作りになっていることが多く、高圧水で隙間から水が入りやすい。
軽トラの洗車におすすめの方法
洗車機にかける場合は以下のポイントを押さえれば、安心して洗車できます。
洗車機を使う場合
- 荷台を空にする
→ 荷物がある場合は手洗い推奨。 - 洗車機のサイズを確認
→ 軽トラが入るサイズかどうか、事前に確認。 - アンテナ・ミラーをたたむ
→ 破損防止のため、可能なものは畳んでおく。 - 水圧控えめモードがあれば選択
→ ブラシが強く当たると傷がつく可能性があるため、やさしいモードを選ぶ。 - 洗車後はしっかり乾燥させる
→ 荷台やドアの隙間に水が溜まりやすいので、タオルで拭き取る。
手洗いをする場合
- 高圧洗浄機(ケルヒャーなど)を使う
→ 泥汚れがひどい場合は、先に高圧洗浄機で汚れを落としておくと、ブラシやスポンジでの傷を防げる。 - スポンジは柔らかめを使用
→ 塗装を傷つけないように、やわらかいスポンジで優しく洗う。 - 荷台はデッキブラシでしっかり洗う
→ 泥や油汚れがついていることが多いため、デッキブラシでしっかり洗浄。
軽トラを洗車機にかけるのがNGなケース
以下のケースでは、洗車機を使わずに手洗いを推奨します。
❌ カスタムパーツが多い場合
→ 社外ミラー、ルーフキャリア、幌、ステッカーなどがついていると、洗車機で破損する可能性がある。
❌ 荷台にシートや工具を積んでいる場合
→ 洗剤や水がかかってしまい、錆びや劣化の原因になる。
❌ 古い軽トラや塗装が劣化している場合
→ 洗車機の水圧やブラシの摩擦で、剥がれや塗装のダメージが進行することがある。
まとめ
軽トラは洗車機にかけても大丈夫?
➡ 「基本的には可能だが、事前にチェックすべき点がある!」
- 洗車機の対応サイズを確認する
- ミラー・アンテナを畳む
- 荷台を空にするか、しっかりシートを固定する
- 水圧控えめ・傷がつきにくいモードを選ぶ
- 洗車後はしっかり拭き上げる
もし不安があるなら、手洗いを選んだ方が無難です。
特に、荷台に工具や荷物がある場合や、カスタムパーツがついている場合は、手洗いの方が安全です。